【40代看護師におすすめ】夜勤のない職場8選!選ぶべき理由や注意点も解説

多職種医療従事者

「夜勤でヘトヘトに疲れる」
「夜勤のない職場で働きたい」

このように悩む40代看護師は多いのではないでしょうか。

子育てやプライベートの時間の確保、親の介護問題による悩みが現れる40代。自分自身はホルモンバランスのゆらぎで体調の変化を感じやすくなり、夜勤のつらさが増してきます。

しかし、40代で転職できる職場や、夜勤のない職場が分からなかったりして、次の一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。

この記事では、40代以降の看護師におすすめの「夜勤のない職場」を8つ紹介します。

夜勤なしの職場を選ぶべき理由と注意点・考慮すべきポイントについても解説します。

最後までお読みいただき、転職すべきかどうかの参考にしてみてくださいね。

目次

40代看護師におすすめの夜勤のない職場8選

40代以降でも働ける、夜勤のない職場は存在します。以下の8つが代表的な職場です。

  1. 病院の外来
  2. 無床のクリニック
  3. 訪問看護ステーション
  4. 訪問入浴
  5. 介護施設(介護老人福祉施設・介護老人保健施設)
  6. 通所介護(デイサービス)
  7. 美容クリニック
  8. 健診センター

それぞれの概要やおすすめな人を解説します。

1.病院の外来

外来看護師はほとんどが日勤のみの勤務ですが、病院によっては当直があるところもあります。同じ病院内の異動で所属となる場合が多めです。

おもな仕事内容は

  • バイタルサインチェック・問診
  • 医師の診療の補助
  • 採血、注射、点滴
  • 検査の説明や生活指導
  • 受付

です。

病院の規模や診療科により、一日に100人以上の対応を行うところもあります。患者さんの状態によっては緊急処置が必要なこともあり、適切なアセスメント力、スピーディーな対応が求められます。

外来は「病院の顔」にもとらえられるため、丁寧なコミュニケーションが欠かせません。テキパキと働くことが好きで、臨機応変な対応力やコミュニケーションスキルがある人に向いています。

2.無床のクリニック

無床のクリニックは夜勤がありません。診療科の特性により求められるスキルが異なります。たとえば消化器のクリニックであれば、内視鏡の補助スキルがあると重宝されるでしょう。

おもな仕事内容は

  • バイタルサインチェック
  • 医師の診療の補助
  • 採血、注射、点滴
  • 検査の説明
  • 電話対応
  • 訪問診療の同行(訪問診療を行っているクリニックの場合)

などです。

スタッフの数が少なく、幅広い対応力が求められます。毎日同じスタッフと仕事をするため、良好な人間関係を築くことが大切です。患者さんは近隣住民が多く、地域に貢献したい人、協調性のある人に向いています。

3.訪問看護ステーション

訪問看護は日勤の仕事が中心です。夜勤はないものの多くの訪問看護ステーションは24時間体制をとっているため、夜間のオンコール対応が当番で回ってきます。

利用者さんは介護保険制度または医療保険制度を利用し、医師の指示により看護を提供します。小児から高齢者まで年齢層の幅が広いことが特徴です。

おもな仕事内容は

  • 健康状態のアセスメント
  • 医師の指示による医療処置(点滴・注射・褥瘡処置・経管栄養・在宅酸素療法など)の実施
  • 生活上の援助(入浴介助、排泄介助など)
  • ADLの低下予防、拘縮予防のためのリハビリ
  • ターミナルケア・看取り
  • 本人やご家族へのアドバイス
  • ケアマネジャーや主治医への連絡・報告

などです。

訪問時間は一人の利用者さんだけの時間なので、じっくり向き合えるのが魅力です。

利用者さんやご家族、ケアマネジャーや主治医とのコミュニケーションが欠かせません。

じっくり看護をしたい人、ターミナルケアをしたい人、多職種の連携が好きな人に向いているでしょう。

4.訪問入浴

訪問入浴は日勤のみの働き方が可能です。

介護保険のサービスの一つであり、利用者さんの自宅に訪問し、専用の浴槽を使用し入浴介助を行います。基本は看護師1名、介護士2名の計3名がチームとなりサービスを提供します。

看護師の仕事内容は

  • 入浴前後のバイタルサインチェック、入浴可否の判断
  • 入浴中の状態観察
  • カテーテル類の管理
  • 褥瘡や皮膚の観察
  • 褥瘡や創傷処置、保湿クリームの塗布
  • 衣類の着脱介助

などです。

訪問入浴は利用者さんやご家族の満足感が得られやすく、感謝の言葉を聞く機会は多いでしょう。

パートや派遣の求人が多いことが特徴で、ライフスタイルを重視したい人におすすめです。

5.介護施設

「介護施設」と一言でいっても種類はさまざまです。夜間はオンコール体制をとっている施設、看護師が夜勤を行う施設の2通りがあります。転職を検討する際はよく確認することが大切です。

代表的な施設には介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設(老健)があります。

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は介護保険制度の施設で、おもに要介護3以上の方が長期的に生活するところです。特例※として要介護1・2の方が入居できる場合もあります。

特別養護老人ホームの「特例入所」に係る国の指針(骨子案)について /厚生労働省

施設に看護師の配置を義務づけられていますが、24時間勤務である必要はなく、多くの施設でオンコール体制をとっています。

おもな仕事内容は

  • 入居者の健康管理
  • 医師の指示による医療行為(点滴・経管栄養など)
  • 配薬準備、与薬
  • 感染予防対策の指示
  • ターミナルケア・看取り
  • 介護スタッフへのアドバイス

などです。

信頼関係を築き長期的に関われるため、やりがいを感じられるでしょう。
入居者とじっくり向きあいたい人に向いています。

介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)は介護保険制度の施設で、在宅復帰を目指し医療的ケアやリハビリを提供することが目的です。要介護1の方から入居できますが、終身での利用は目的としていません。

「夜勤あり」が一般的ですが、なかには夜勤専従の看護師を採用している施設もあります。

おもな仕事内容は

  • 入居者の健康管理
  • 医師の診察の補助
  • 医師の指示による医療処置(点滴・経管栄養・喀痰吸引など)
  • 服薬準備、与薬
  • 感染予防対策の指示
  • リハビリテーションの補助

などです。

老健はリハビリスタッフが配置されているため、連携をとる機会が多いです。
在宅復帰を目標とするため、ADLが改善し目標を達成できたときはやりがいを感じられるでしょう

6.通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)は、日勤のみの勤務が可能です。要介護1以上の介護認定を受けた高齢者が、可能な限り自宅での生活を継続できるよう通う施設です。身体機能の維持・向上をめざし機能訓練を行い、利用者間の交流をはかります。

おもな仕事内容は

  • 利用者の健康管理
  • 入浴可否の判断
  • 服薬管理、介助
  • 点眼や軟膏、褥瘡処置
  • インスリン注射
  • 入浴、レクリエーションの補助
  • 急変対応

などです。

さまざまなレクリエーションや行事があり、他の人と交流できるため、楽しみにしている利用者さんも多くいます。
高齢者とのコミュニケーションを楽しめる人におすすめです。

7.美容クリニック

美容クリニックは、患者さんの「キレイになりたい」「コンプレックスを改善したい」という希望に対し、美容医療を提供します。一部の美容外科では入院対応をしているため、夜勤体制をとっているところもあります。

おもな仕事内容は

  • 医師の診療の補助
  • 医療機器や器具の準備、消毒
  • 手術の介助(美容外科の場合)
  • レーザー照射
  • 採血、注射、点滴
  • アフターケアの説明

などです。

基本的に予約診療であり、残業も少なめです。社員割引で施術を受けたり、化粧品を購入できたりするクリニックがあります。

大手の多くは年齢制限を設けていますが、経験やコミュニケーションスキルが活かせるクリニックも存在します。

美容に興味がある人や手術室勤務経験のある人に向いていますが、年齢制限等があるため、転職を考える際は十分な情報収集をしましょう。

8.健診センター

健診センターは日勤のみの勤務です。病気の早期発見や生活習慣の改善につなげる目的の「健康診断」や、がんなど特定の病気を発見する「検診」が行われます。

おもな仕事内容は

  • 問診
  • 身長、体重、腹囲、視力などの測定
  • 採血
  • 内科診察の補助
  • 検査結果のチェックやデータ入力、書類作成

などです。

健診車で企業を訪問し健診を行う「巡回検診」を行っているところもあります。採血が必須であるため、採血が得意な人や、事務作業が苦にならない人に向いているでしょう。

40代看護師が夜勤のない職場で働を選ぶべき理由3つ

「夜勤なし」で働くメリットについて3つ解説します。

  • 心身の負担が少ない
  • 生活リズムが整いやすい
  • プライベートの時間を大切にできる

詳しくみていきましょう。

1.心身の負担が少ない

日勤のみの大きなメリットは、心身への負担が少なめである点です。

夜勤は少人数で業務を行うため、一人の看護師にかかる負担は大きくなります。通常業務に加え、急変があれば少人数で対応しなければならず、一晩走り回ることもあります。二交代制の職場では勤務時間は15,16時間におよび、心身への負担は避けられません。

日勤のみであれば心身への余裕を持って働けるでしょう。

2.生活リズムが整いやすい

夜勤がないため、生活リズムが整えやすいです。毎日同じような時間に起床し、夜間に睡眠をとれるため、規則正しい生活が送れるでしょう。

日勤と夜勤の交代制勤務の場合、不規則な生活リズムになるため、睡眠不足、疲労の蓄積など体調に影響することも。

とくに40代以降では、体力の低下を実感することが増えます。食事や運動などで体力をつけることも大切ですが、まずは規則正しい生活を送りたいですね。

3.プライベートの時間を大切にできる

家族との時間や友人との時間、趣味の時間などを確保しやすく、プライベートな時間を大切にできます。

夜勤があると子どもさんの送迎や食事・就寝の準備があるため、仮眠や休息をとることが難しい場合もあります。時間に余裕がなく家事が負担になる人もいるでしょう。家族が忙しい場合、すれ違いになってしまうこともあるかもしれません。

日勤のみであれば心身に余裕をもって、仕事とプライベートの両立ができるでしょう。

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40代看護師が夜勤のない職場を選ぶときの注意点3つ

「夜勤なし」は、メリットだけでなく、デメリットがあることを覚えておきましょう。

  • 夜勤がないため収入が減る
  • 平日の休みがとりづらい場合がある
  • 日勤のみの「正規」の求人数が少ない

気になる理由をみていきます。

1.夜勤がないため収入が減る

夜勤がないと収入は減ります。年間で50〜100万円は減ると考えていいでしょう。

看護師の給料が高いと言われる理由は、基本給が高いのではなく、夜勤や残業の手当が付くためです。

日本看護協会の「2020年病院看護実態調査報告書」によると、看護職員の夜勤に支払われる一回あたりの平均手当額は、三交代制準夜勤では4,154円、三交代制深夜勤では5,122円、二交代制夜勤では11,286円でした。

<夜勤手当>

勤務体制回答数平均手当額
三交代制:準夜勤の手当額9774,154円 
三交代制:深夜勤の手当額9785,122円 
二交代制:夜勤の手当額 2,72911,286円
日本看護協会 2020年病院看護実態調査報告書より抜粋

※深夜割増賃金を除いた金額

※新型コロナウイルスに係る危険手当を除く

たとえば、二交代の夜勤を月4回行えば1カ月で月44,000円、12カ月で528,000円程度となります。さらに深夜割増しが加算されるため、これ以上もらえることになります。夜勤がなければこれらの手当がなくなるため、当然収入は減るわけです。

出典:2020年 病院看護実態調査報告書/日本看護協会

2.平日の休みがとりづらい場合がある

クリニックや診療所など月曜から金曜まで営業しているところでは、休みが取りづらい場合があります。もともとスタッフの人数も少ないため、休み希望を出す場合は気をつかうかもしれません。

しかし、日頃からスタッフとの関係性が良好に保てていれば受け入れてもらいやすいでしょう。勤務調整が必要な場合はできるだけ早めに相談することが大切です。

3.日勤のみの「正規」求人数が少ない

看護師の求人は病院の割合が高いため、「夜勤あり」が前提の求人が圧倒的に多いです。夜勤なしの求人はパートが多めです。

正規の職員として働きたい場合、条件に合う職場を見つけることが難しいことがあるかもしれません。

40代看護師が夜勤なしの職場で働くために考慮すべきこととは

40代の看護師が夜勤なしの職場で働くためには、考慮すべき3つのポイントがあります。

  1. 優先度を考える
  2. キャリアの目標を考える
  3. 転職エージェントに登録する

具体的にはどのようなことかをお伝えします。

1.優先度を考える

自分の優先度を明らかにすることが大切です。収入なのか、プライベートな時間や体調なのかにより、その後の行動は変わるでしょう。

収入が減少しても「生活リズムや体調を優先したい」「家族との時間をしっかりとりたい」という理由であれば、夜勤のない職場がおすすめです。

今の自分が優先したいことは何かを十分に考えてから、行動するようにしてください。

2.キャリアの目標を考える

キャリアの目標も十分に考慮しましょう。

転職することになった場合、今まで積み上げたキャリアがリセットされます。スキル面ではベテランでも、新しい職場では信頼や業績は一からのスタートになってしまうのです。

「専門性を高めたい」「管理職になりたい」という目標がある人は、これまでの職場で継続した方がいい場合があります。体調の悪さなど正当な理由があれば、上司に相談し、夜勤のない部署への異動を願い出るのも方法の一つです。

他の職場の仕事内容を理解し、経験を積みたい場合に転職を考えるのがよいでしょう。

3.転職エージェントに登録する

仕事や家事で何かと忙しい40代。転職が頭をよぎっても、活動する時間がない人がいるかもしれません。
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この記事を参考に、夜勤のない職場を検討してみてください。


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